佳愛鍼灸の特徴

予防医学に力をいれているサロン

東洋医学の伝統的診察法である脈診を軸に四診法（望診、聞診、問診、切診）を用いてお身体の状態を観察した上で、その方に最適な治療を判断し全身の調整を行っています。

人は自然と深く関り互いに影響を受けあいながら自然界からたくさんの物を得ることで、日々の変化に上手く順応して生命活動が営まれています。

季節や天候、さまざまな環境に適応していく力を私たちは元々備えているのです。

しかし昨今では異常気象や生活スタイルの変化、多くのストレスが常に私たちの身体に影響を与えています。

東洋医学では「気・血・水（津液）」のバランスが整っていることが健康であるとされ、人体の気（生命エネルギー）は臓器や組織の働きを助ける原動力であり、血（けつ）は各器官を滋養し全身をくまなく巡り活動を支えています。

水（津液）は血以外の体液で気の力で全身を潤し、関節の動きを滑らかにし、肌や髪に艶を与え不要な水分は 尿や汗として体外へ排泄されます。

気血は、臓腑や体表、体の内外を結ぶ通り道「経絡」を通り各臓腑に栄養を与え心身を正常に保ち続けます。

臓腑に何らかの変調がおきると関連している経絡上の主要なポイントの経穴（ツボ）に反応があらわれます。

そのためツボを刺激することで気血の流れがスムーズになり体調を整えることができるのです。

ご自分の身体の状態を知り、身体の変化に気づくことが予防医学にはとても大切です。

なんとなく調子が悪く病院へ行っても原因が見つからない不定愁訴と呼ばれる症状は、東洋医学では「未病」と言われ、病気になる手前の身体が発するサインです。

薬に頼るのではなく未病の早い段階で鍼灸治療を行うことで全身の血行がよくなり精神状態も安定し、ご自身が本来 もっている自然治癒力が高まり病気の予防にもつながります。

健康で私らしく生きるためにご自分の力で病気になりにくい身体作りをしていきませんか。